あなたはかける派?それともたたむ派? 7月20日はおうちにあるものでTシャツ収納の日に
整理収納アドバイザー認定資格を発行しているハウスキーピング協会(協会本部:東京都渋谷区、代表:澤一良)は、7月20日の「Tシャツの日」にちなんで整理収納アドバイザー1級資格保有の女性192名にTシャツに関するアンケートを実施しました(アンケート期間:2020年3月16~23日)。また、Tシャツの整理収納について整理収納アドバイザーにインタビューを行いました。
- Tシャツを「かける派」は取り出すときの時短をより意識して収納していることが分かりますね。
「かける派」が圧倒的に「時短」への意識が多いのは納得ですね。動線をスムーズに考えるアドバイザーならではのような気がします。Tシャツの「色」を意識している方は「揃っている見た目」や「何色をいくつ持っているのかの把握」を意識した収納のように感じます。
- Tシャツ収納においてどういった工夫ができますか。
収納に関しては、あるもので工夫するのがおススメです。わざわざ買ってこなくてもまずはあるものから収納に使ってみる。紙袋やお菓子の箱はもともと「四角」なので使いやすいアイテムですし、必要がなくなったとしても簡単に手放すことができます。かける収納はクリーニング店のハンガーなども使っています。黒色で統一感が出てスッキリ見える効果もあります。特にTシャツみたいなカジュアルなものはクリーニング店のものでも気にしないです。私自身こだわるところとこだわらないところが明確なのかもしれないです。まさにハンガーはこだらない方ですね。
整理収納現場でのお客様なりの「モノ」に対するこだわりが「見せる」収納に繋がっていて、あ、そういう収納の仕方もあるな、と気づかされることもあります。違う視点で収納してみるのも面白いですね。キッチリしまうのが収納だったり、開けたらすごく揃っていたりという収納のイメージが定着しているようですが、そうではなくて「自分に合った」収納を考えた時に「かける(見せる)」という収納もよいのではないかとって思います。気に入ってるからこそ目に入るところに置いておくと気持ちが上がるというような効果もあると思います。
「たたむ」収納の工夫としてインデックスを使ったものをご紹介します。これはクローゼットでも引き出し収納でも使えて大変便利です。ちょうど整理収納依頼をいただいたお客様でお怪我をなさっていた方にも好評でした。書いてどこに何があるかわかると自分以外の人に頼むことが可能になります。介護や産後など、手伝いに来てくれた家族などでも一目でわかるのは説明不要で頼みやすいと思います。いろんな場面でメリットが大きいです。また、ブックエンドとダブルクリップを使った仕切り方もあります、スライドさせることで自分の適正量の把握にも役立つと思います。使わなくなったら他のところで使うことも可能です。
インタビュー協力:整理収納アドバイザー 石山可奈子さん