整理収納コンペティション

整理収納コンペティション2021 イベントレポート

開催日/2021年6月30日(金)
場所/オンライン

昨年に引き続きオンラインにて開催された「整理収納コンペティション2021」。

13回目の開催となる今回は、出場者の発表をじっくり聞くことが出来るというオンラインのメリットを反映して全国から309名の視聴参加がありました。

総エントリー数61名の中から選ばれたのは力作揃いの25名のプレゼンテーション。これらを全国のアドバイザーが動画視聴して投票した結果を踏まえ、新人部門5名、プロフェッショナル部門3名が本選へと駒を進めました。

新人部門は、アドバイザーとしての考え方への理解の深さと、生活全般での実用度の高さを象徴する内容が出揃い、新人らしからぬ高度な内容、明確な発表が印象的でした。

プロフェッショナル部門には、アドバイザーとしてのキャリアを活かしたより深い気づきや可能性を感じさせる作品が並びました。他の分野でも整理収納ロジックの利用価値が大いにあることが明確になった社会的汎用性に富んだ内容揃いでした。

審査はオンライン参加者による5段階評価の得点集計と、審査員による独創性、汎用性、展開性、論理性の4つの基準を踏まえ行い各賞を決定しました。グランプリには賞金15万円、準グランプリに賞金7万円、最優秀新人賞には賞金10万円、さらに新人部門の中から選ばれた奨励賞の方には整理収納アカデミアの入学金免除と奨学金5万円が贈られました。

受賞結果と本選出場者の作品一覧は以下の通りです。

プロフェッショナル部門

グランプリ
西原 三葉さん(東京85期)
「成人ADHDの片付けサポート実践300件からの気づきと提案」


プロフェッショナル部門

準グランプリ
徳王 美紀さん(大阪40期)
「従業員勉強会とアンケート実施の有効性〜気づいていない問題点の掘り起こし〜」


新人部門

最優秀新人賞
米倉 薫さん(東京99期)
「理想の新居ライフをすぐにスタート!「お引越しの整理収納」」


新人部門

新人部門 奨励賞
芳賀 裕子さん(東京99期)
「「苦手」を「得意」で改善提案! デジタル化した時短プラン図」


プロフェッショナル部門

中野 優子さん(福岡27期)
「ファシリテート革命~変革した先で見えたモノ~」

新人部門

横内 京子さんwithあす 代表者(東京94期)
「高次脳機能障がいの家族のための生活改善計画」

大隈 里美さん(東京94期)
「家族の危機を救ったテレワーク家庭の整理収納」

堀口 梓さん(東京100期)
「イライラしない!場所も人も成長できるお片付けサポート」

【特別講演】

木下紫乃さん
株式会社ヒキダシ 代表
『昼スナックママが教える「人生、モノもコトも人間関係も、やりたくないことをやめる勇気」』

同日開催した特別講演には、昼スナックママという、キャッチーな肩書きが印象的な株式会社ヒキダシ 代表 木下さんがご登壇。

人材育成、キャリア研修などに携わってきた木下さんが就職や転職、結婚、海外生活、大学院での新たな学びなど、さまざまな経験を経ていくなかで、木下さんが直面し、感じてきたこと、のべ1500人以上が来店しているとうスナック「ヒキダシ」でのご活動をユーモアたっぷりにご披露いただきました。
木下さんの著書のタイトルでもある「やりたくないこと」をやめる勇気は、整理収納とも重ね合わせられるテーマで、改めて気づきの多いご講演でした。


視聴参加者の声(アンケートより一部抜粋)

実務に生かせる新鮮で有効な情報も盛りだくさんで大変勉強になりました。
木下紫乃さんの講演も大変面白く、心が解放されるような心地よさがありました。
資格をとったものの、まだ活動できていないので、とても勉強になりました。懇親会は緊張しましたが、いろんな方と交流できてよかったです。
大いに刺激を受けました。自身が持つスキルをもっと現場で活かしたいと強く感じ、行動につながっています。
私はこれから2次試験を受験予定です。発表の組み立て方などとても参考になりました。これから試験を受けるなら、次回のコンペティションに応募するつもりで気合を入れてみようと思いました。

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