子育てママ必見!!!洗面台下を活用したお風呂上り時短収納
お風呂上りは、体を拭く→パンツを履く→下着を着る→パジャマを着る→髪の毛を乾かすと意外と工程が多いもの。そんな時、幼いお子様とのお風呂上りどうしていますか?準備しておいたはずのパンツがない→探しに行っている間に子供が逃げ回って床が水浸し(泣)以前のわが家ではそんなことが日常茶飯事でした。そこで、モノの定位置を家族の動きに合わせて見直し、こどもの年齢に合わせて必要なモノを取り出しやすい仕組みに変更。結果、こどもが自分で着替えるようになり、時短&ストレスフリーを実現しました。
【手順】
①誰が何のために使う収納か考える。
例:「こどもがお風呂上りに自分で着替えを取り出し着用可能な収納」
②まず洗面台下の収納に入っているものを全て出す
③お風呂上りのこどもの着替えに何が必要なのか書き出す。
例:パンツ・下着・パジャマの3種類。
④その場所を使用するメンバーの数を書き出す。
例:こどもがふたりで2名。
⑤分類の数を数える。
例:3種類×2名で6種類の分類が必要。
⑥収納箇所のサイズを測る。
注:配管や扉の金具などにも留意。
⑦収納グッツを選ぶ。
例:こどもは蓋なし・浅い収納など取り出しやすさ考慮
⑧収納グッツを仮置きしてみる。1週間試してみて自分でやらない・戻さない場合は再度見直し
⑨定位置を決める。ラベルを貼ってモノの住所を明確にする。
⑩定期的に見直す(成長と共に変化する身長・認識力などを考慮)
【ポイント】
【年齢を考慮すること】
幼いこどもが「自分で着替えが出来るようになること」が最終目標の場合、
「出しやすい位置=面倒臭くない」が重要!
【出しやすさのポイント】
①収納ケースにふたをつけない
②収納ケースの深さを浅くする
③扉を開けたとき見える。
3つのポイントは、
①蓋なし=アクション数削減
②浅い収納=取り出しやすさ
③見える収納=探さず時短。という効果があります。
【ラベルの貼り方】
こどもが認識しやすいように、大きく・年齢に応じた文字づかい(ひらがななど)・イラストを入れるなどの工夫を行うと効果的です。
【アドバイス】
収納を考えるとき、お母さんがひとりで頑張ってしまうことありませんか?
私もかつてそうでした。しかし、収納はモノを使いやすくするために行うこと=使う人と一緒にモノの定位置を決めることが大切。小さなお子様であっても、イラストやシールなど興味を引くものを定位置の目印にして、「出す⇒戻す」というお片付けのポイントを繰り返し伝え、「よーい!どん!」などの声掛けで時間を計る。ゲーム感覚で行うと、楽しみながらひとりでやってみようという気持ちにつながります。
お風呂上りのバタバタをなくす、洗面台下収納。是非お試し下さい!
プロフィール情報
小山直子
(通称:こやぞぉ-)
都内ホテルに約10年間勤務。客室係として年間1000件以上のVIPスイートルームの客室チェックを4年間担当。 日本料理接客係2年の経験を経て、ウエディングプランナーとなる。 4年間で145組を専属担当し、経済産業省後援全国大会にて2年連続入賞。 結婚後、夫の実家を片付けたことがきっかけで整理収納アドバイザー1級取得。 2021年12月現在、横浜みらい収納を主宰し、NPO法人ハウスキーピング協会認定講師として整理収納アドバイザー2級認定講座を横浜市磯子区磯子公会堂にて月1回開催。 小学校低学年からアクティブシニアまで年齢に応じたオリジナル講座も好評。掃除・整理収納サポート実績120件を超え、リピーター多数。