下駄箱と玄関のなるほど!活用術
出入り口である玄関は、訪問者にとって家の印象を決める場所になり、家の顔といっても過言ではありません。 玄関に靴が散らかっていたり、モノが散乱している状況は、訪問者にとってもそこで 暮らすご自身もがっくりしますよね。反対に、モノが出ていない玄関は、入った瞬間に気持ちがいいですよね。
【手順】
①すべての物を出す
②玄関と下駄箱を掃除する。
③物を共有の物、人ごと、種類ごとに分ける。
④③をさらに毎日使うもの、月1回程度、年数回、オフシーズン、冠婚葬祭にわける
⑤毎日使う物を一番取り出しやすい場所に収納する。それぞれ使用の頻度が高いものから順に収めていく。写真の赤の囲みが使いやす位置(しゃがまなくても手が届く位置から目線の高さ)黄色が次によく使う物(目線より少し上から手が届く位置)緑色が年1回程度から冠婚葬祭、オフシーズンの物(台がないと取り出しできない位置)
※下駄箱や玄関が狭い場合は、年数回、オフシーズン、冠婚葬祭用は別の場所へ収納する。
クローゼットなどを利用する。
⑥見直す
靴や物が増えたり、使いにくいと感じたら定期的にモノを出して見直しする。
【ポイント】
■ 毎日の便利を玄関スペースに取り入れる 出かけ間際に「あっ忘れた!」ということはないでしょうか?例えば、我が家の場合は、外出するときに必要な、サングラス、手袋、マスク、エコバック、虫よけスプレーなどを玄関に収納しています。そして、さらに、それを使う家族全員がわかるということです。 写真のようにかごや箱に何が入っているのかのラベルを貼っておきます。 文字はわかりにくい場合は、写真やイラストなどでもいいですね。 宅急便などの受け取りが多い家では、玄関先に認め印置いておくと便利です。
【アドバイス】
玄関スペースを活用できる、こんなものの収納
リビングやダイニングルームにコートが出しっぱなしという家も多くあります。
そんな時は、玄関先にコート掛けを設置することで、帰宅後にすぐに掛ける、出かけるときは玄関でコートを着るので動線的にもスムーズです
プロフィール情報
江川佳代整理収納コンサルタントオフィス
代表 江川 佳代
2007年1月整理収納アドバイザーとして起業。
一般社団法人 ハウスキーピング協会 整理収納アドバイザー1級認定講師
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所 理事。
2007年西日本初の自宅を公開見学付のセミナーを開始。
8年間で1100名を超す人気セミナーとなる(2015年2月終了)そのほか講演会・セミナーでは、完璧ではなく「ラクに暮らせる方法」を提唱。クライアント宅での依頼では、ご依頼者に合った維持管理がしやすい収納方法をご提案している。
現在は後進の指導にも力を注いでいる。
2010年整理収納アドバイザー全国フォーラムコンペティショングランプリ受賞。
ホームページ https://www.egawakayo.com/
片付ける前に必要な5つのことメルマガ https://www.reservestock.jp/subscribe/161594