ステイホームのお悩み別 ラクラク片付け 3 つのコツ
はじめまして、すはらひろこです。
家で過ごす時間が増えて、これまでの暮らしを見直すようになってきました。
家で仕事をしたり、学習をしたりするようになったという経験をしているのではないでしょうか。
それに伴って減らすものがあったり、新たに必要となったものを増やしたり。
家の中が片付かないという声を耳にします。そのストレス度のチェックと、新しい生活への簡単ワザを紹介します。
【ポイント】
【生活の変化をチェック】
まずは今の状況を客観的に見つめてみましょう。
生活の変化がもたらすストレス度を、次のリストを目安にチェックしてください。
どんな項目にチェックが付きましたか。日常生活の疲れが溜まっていると、モノが散らかったり部屋が乱れたり。
自分や家族の生活を根本から変えようとするのは難しいことですが、身近な所を少しだけ整えるのならやれると
思いませんか? ストレスに応じた片付け法を試してみてください。
【部屋の乱れ-見える所から片付ける】
床やテーブル、ソファ、カウンターの上など見えるところから始めましょう。
毎日のように繰り返す散らかりは、食卓の周辺で起こることが殆どです。
用意する道具は箱。テーブルの上で散らばっているモノを、その中にどんどん入れていきます。
オンラインで使う仕事や学習の道具は、所有者別に入れ分けましょう。
持ち手のある入れ物を使うと移動がしやすくて便利です。
【生活リズムの乱れ-「とりあえず」の置き場所をつくる】
片付けが得意な家庭であっても片付かないモノの代表格が、毎日のように増え続ける郵便物やプリント、フリーペーパー。
紙モノを手にしたときに、すぐ目を通して処理できるといいのですが、着替えたり夕飯の支度があったりすると、後回しになることがよくあります。
そこで、紙ものをとりあえず置ける場所をつくりましょう。
そして家事や仕事の合間に点検したり、隙間時間に目を通したりするのがポイント。
ハサミとペンなど、必要な道具を近くに揃えておくと、効率が上がります。
それでもやり残したことは、就寝前に処理をするといったペースを心がけるのがおすすめです。
さらに、起床後に着替える部屋着をカゴにまとめて入れておいたり、
朝食で使う食器類をトレイにセットしたりして、日常生活のペースを目に見える形にしていきましょう。
【気持ちの乱れ-ムリなく整える】
散らかったモノを戸棚や引き出しの中にしまって隠す。
それが片付けだと思っていませんか?部屋からモノが消えてすっきりする一方で、探し物が増えたり出し入れがしにくくなったりすることも。
そのため、収納の中から片付けることになって、気持ちが重たくなるのです。
【アドバイス】
部屋の中にモノがあっても乱雑にならないよう、見た目を整えることから始めましょう。
たとえば、本や雑誌のように四角い形のモノは角を揃えます。
調味料がいくつも置いてある調理台の上、スキンケア用品のある化粧台などは、まっすぐに並べ直すと、見た目がスッキリ。
大きさも形もマチマチで気になるときには、カゴに入れたりトレイの上に並べたりして、枠の中に収めるだけでキチンとした印象が高まります。
片付けは毎日のことですから、思うようにできないことがあるものです。
「ここだけは」という小さな所だけでも、家族に協力してもらいましょう。
プロフィール情報
整理収納アドバイザー1級認定講師
片づく収納プラン講座・収納環境プラン講座講師
すはらひろこ
還暦過ぎても現役。書籍執筆、メディア出演など、やりがい&いきがいのある活動を展開しています。 https://ouchisuteki.com/workshop/