キッチンは動線が肝!使いやすい調理台コーナー 動線の工夫

こんにちは!

整理力×『7 つの習慣』で人生を幸せに整えるーSunny Days 代表の橋口真樹子です。
今回は、「キッチンの調理台コーナー」の整理収納例を紹介しますね。
■キッチンって、どんな場所?
家族の健康を「食」で守る場所、キッチン。1 日に何度も使う場所ですが、ここの片付けに悩む方は多いです。
① 決して広くはない空間で
② 作業動線に合わせた「定位置」を考え、
③ 調理に関わるありとあらゆるアイテム(食材・調理道具、調理家電から日用品の在庫まで!)を収納し、
④ 使いやすいよう「充分な作業スペース」まで確保しなければならない
そんな、難易度の高いキッチンに思えますが、定位置のルールは、実は簡単!
「ここで使いたい物は何だろう?」を考えれば、収納すべき物がわかるのがキッチンです。
我が家の調理台コーナーを例に、ご説明しますね。

 

 

【手順】

① 左上吊り戸棚:
・皿カバー(ラップの代用品)
・ラップ、ホイル、クッキングシート
・ジッパー袋

② 吊戸棚下:
・キッチンペーパーホルダー
・キッチンタイマー(マグネット付き)

③ 食洗器:
※水切りかごとしても使用

④ 右上吊り戸棚:
・保存容器(小・中サイズ)
・液体調味料(みりん・酒等)
・スパイス類
・平皿2~3種類(毎日使用)

⑤ 引出し(上の 2 段):

◆1 段目:
調理器具(キッチンばさみ、計量スプーン、おろし金、2 軍レードル類など)

◆2 段目:
茶碗・汁椀・小鉢類

この場所に立つと一歩も動かずに必要なアイテムを取り出せるので、作業がはかどります。
一番よく使う「出しっぱなし」にしたいものは、正面の白いラックに配置。
菜箸・オタマ・みそこしなどのレードル類、コーヒーミル、皮つきにんにく、時計、食洗器用洗剤、生ごみ用ビニール袋(シンク側のバケツの中)、塩・胡椒・醤油・砂糖・乾燥わかめ などです。

ラックの最下段は少し上げているので掃除もしやすく、ラック下も作業スペースに使えます。

 

【ポイント】

シンクとコンロの間にある調理台。上には吊り戸棚、下には食洗器と 4 段の引出しがあります。 正面には市販のキッチンラック、隣のシンク前には食器用洗剤とふた付きの生ごみ入れを置いています。 ■調理台コーナーでする作業を考える この場所でよくする作業は、 1.調理作業全般 2.できた料理を食器に盛り付ける 3.残った料理を、皿&ラップや保存容器などにうつす。 4.コーヒーを入れる です。その時に使う様々なアイテムを、調理台周りの収納に配置しています。

 

【アドバイス】

いかがでしょうか。
これは我が家の「正解」です。ご自宅の正解は、「私はここで何を使うかな?」と考えてみてくださいね。
使いやすいキッチンが実現しますように。

 

プロフィール情報

橋口真樹子(Sunny Days代表・親・子の片づけ教育研究所 理事)

家庭運営を頑張る女性の永遠の悩みである「片づけ」と「子育て」を、 ① 整理収納アドバイザー と ② 7つの習慣J®ファシリテーターとしての両面からサポート。 講演会や作業では片づけやすい仕組みづくり~家族が片づけてくれる関わり方まで指導、 小・中学生には、世界的ベストセラー『7つの習慣』の哲学を伝えるオンライン講座を開講。

夫・大学生娘・高校生息子の4人家族。

著書:「ひと声かければ5分で片づく!子どものお片づけ」(青月社)

「親が知っておきたい大切な事①子どもが片づけるようになる整理整頓」(旺文社)