農具の整理と収納

屋外にあるため収納に目が届かず雑然となりがちな農機具の納屋ですがリビングやキッチンなどと同様に整理収納アドバイザー2級講座で学んだ手法で整理、収納を行うと大きく改善できます。

 

 

【手順】

まずは納屋や物置の中のモノを全部出して要るモノと要らないモノに分類します。

農具などの屋外で使う道具は土や埃で汚れていて作業を始めるのは面倒ですが

モノを全部出すと普段は手が届かない場所の土埃を取り除くこがができます。

汚れているからこそ屋内よりも整理の効果は大きいと思います。

 

次に「要る」と判断したモノを収納していきますが私が自分の経験から学んだ

農具収納のコツを紹介いたします。

 

① 農業用の納屋は耕作機械などを置いたり作業をする空間が必要になるので小さな農具の収納はできるだけ壁面を使うと上手くいきます。

② 肥料や農薬のように一定期間たくさんストックしておいて短期間で使い切るという流動的なモノがあるので季節や時期によって定位置を変化させると上手くいく場合があります。

③ 鍬や鋤簾(じょれん)などの細長い道具は隅のほうに立て掛けることが多いですが数が増えると奥の道具が取り出しにくくなるので壁面に掛けて収納するのをお勧めします。

 

【ポイント】

収納は壁面を利用して中央には作業したり機器類を置く空間を確保する。

 

 

 

【アドバイス】

農家さんの納屋には日頃の多忙で放置された不要品が多かれ少なかれ存在します。土で汚れたモノを整理するのは大変な作業ですが実行すると道具が使いやすくなるだけでなく青空駐車していたトラクターや耕運機を収納するスペースができることもあります。

この度は農具について書かせていただきましたが農具に限らず屋外で使う道具には同じ効果が得られると思いますので屋外に物置をお持ちの方にも放置されたモノの整理・収納をお勧め致します。

 

 

 

プロフィール情報

長谷川 有一