⽞関横の収納庫(暮らしの雑貨のまとめかた)

家の中には出して美しいモノと裏⽅で必要なモノがありますね。実はその裏⽅さんは地味ですが、暮らしになくては
ならないモノばかり。そんな数多くある細々したモノの収納の仕⽅を実例でご紹介いたします。

 

【ポイント】

まずは写真をご覧ください。我が家の⽞関に上がってすぐ横にある収納庫です。
⼤きさは横100cm 縦240cm 奥⾏85cm ちょうど和室にある半間の押⼊れほどの広さ。
1 枚⽬の写真はその収納庫の上段です。

空間に合わせ無駄のない形にするために、中で使っている収納グッズも四⾓で統⼀しています。
⼀番上の棚には不織布仕様のボックスを使っています。⼿前に取っ⼿があるので⼿を伸ばせば無理なく引き出せます。

 

軽量のボックスなので中に収納するモノも軽量のモノにしています。
左から湯たんぽ(冬しか使わないのであとの季節はしまってあります)

2 番⽬は紙袋。このボックスに⼊るだけにしているので溢れることはありません。

3 番⽬はティッシュペーパー。そして右端がトイレットペーパーのストックです。
ストックの数は中に⼊るだけとしているので、買うタイミングがとても分かりやすく、枠を決めることで無駄な買い物と買い⽅はグッと減るというメリットがあります。
スリッパも突っ張り棒を2 本使って乗せてあるだけ。これで⽞関にスリッパ⼊れの必要がなくなり広く使えています。
その下にはカラーボックスを横にして枠として仕様。各空間にA-4 サイズの3 段ファイルケースを⼊れています。

カラーボックスの上は取っ⼿つきのプラカゴを並べ雑貨を収納。左からペンキ関係(ペンキ瓶・刷⽑など)/雑⼱/軍⼿/すべり⽌シート/掃除⽤シートを収納してあります。
各A-4 サイズの3 段ファイルケースには⼯具類(ドライバー・ペンチ・カッター・ガムテープ・針⾦・釘・かなづち・接着剤・ヤスリ・植⽊鋏など)を種類別に収納しています。
3 段ファイルケースの上に空いた空間ができたので、A-4 サイズのトレイを置き、紙紐・スプレー類・ビニール紐を収納。

それら全てにラベリングをしているので⼀⽬瞭然で探す⼿間がありません。
暮らしの中には本当に細かいモノがたくさん!それぞれにしっかり定位置と枠を決めるといざという時に効率よく使うことができますね。

 

細かい雑貨と重い道具を分けて収納(収納庫の下段)

この次は下段のご紹介です。

下段は掃除機や扇⾵機、ファンヒーターなどの家電。このように下段は重いモノの収納に当てています。

季節家電なので収納場所は奥。この収納庫は観⾳開きなので中央は空きスペースにして余裕をもたせています。

 

右壁には、はたきとほうき、スティックシート式掃除道具をフックに掛けて収納しています。
使う道具をひとまとめ。すぐ始めることができるのはグルーピングの良さですね。
またこの収納庫に⼊っている家電の取扱い説明書もひとまとめ。

壁に吊るしてあるピンクの袋に⼊れてあるので必要なときは即⾒ることができ、その効果を何度も実感しました。
同じように左壁側に傘を収納。使うところの近くに収納することの便利さを⽇々感じています。

 

 

【アドバイス】

キレイに収まっているようでも後悔していることがひとつあります。

扇⾵機2 台のうちひとつ箱を壊してしまったこと。箱を使えば使わなくなった時パズルのようにしまうことができたのではないかと思っています。うまくいくこともあり失敗することもあり。収納はちょっとの知恵と⼯夫でおもしろくも美しくもできるもの。収納の⼀番⼤切なのは楽しみながら⾏うこと!皆さまの暮らしがこれからももっと楽しくなりますように。

 

プロフィール情報

佐藤慶⼦
整理収納アドバイザー1 級
整理収納アドバイザー2 級認定講師
佐藤慶⼦ブログ https://ameblo.jp/viva-style/
アドバイザーなび https://www.youtube.com/watch?v=gPkuPypIN88