役割にあった洗面室収納の重要性を見直してみよう!
どこのお家にもある洗面室ですが、その役割は様々です。
改善するには、どんな所にポイントを置くと良いのでしょうか?
【手順】
①現状の役割と今後追加したい役割、省きたい役割を整理してみる。
例えば
・洗顔、歯磨き、手洗いをする場所としての役割
・脱衣室としての役割(浴室との関係)
・洗濯室としての役割
・髪をセットする場所としての役割
・化粧をする場所としての役割
・下着、パジャマを収納する場所としての役割
②現状の所有物の確認
・洗面室に何をどのくらい所有しているかを書き出す。
・何故所有しているのか?本当に必要かを検討する。
・①で考えた役割に対して必要か?反対に足りないものは 何かを検討する。
③現状のスペースの分析
・スペースの確認(縦、横、高さの採寸)
・設置物の確認(洗面台の大きさ、洗濯機の大きさ)
・隣室との位置関係、入口の位置、窓の位置、
キッチンからの動線、玄関、廊下からの動線
・・・平面図により確認
④役割に対してモノの適正量を決定する
・役割は、整理の目的にあたるのでしっかり検討し、
さらに③で検討したスペースや動線なのも加味して
適正量を決定する。
(バスタオルは、3枚×3名、洗濯洗剤のストックは1 等)
・どこに何を収納するか案を作る。→住所を決める。
(洗面台下にストック、タオル類は棚)
⑤家族で共有する
・収納のルール、場所を家族に確認し、意見は取り入れる。
・一緒に使うものはまとめてグルーピング
・人別に分ける必要があるものは、個別にまとめる。
・ラベリングを利用して分かりやすくする。
【ポイント】
ポイントは、作業にかかる前に現状の問題点を把握し、解決策を考えることだと思います。
洗面脱衣室はキッチンと同じくらいに家事の要になる場所ですのでお家にあった役割をしっかり考えてみましょう!
【アドバイス】
①現状の役割はそのままでよいのか?
変更したり、追加したりした方が良いと
思うところが無いかを検討して整理してみよう!
②何をどのくらい所有しているのか?
全部出して把握してみる。役割に対して必要と不要を検討しよう!
③洗面室を一つの収納スペースと考えて 分析してみる。
動線も加味して収納計画を立てよう!
プロフィール情報
高橋 真美子
住宅空間を整理収納とリフォームで自分らしく快適に!をテーマに取り組んでいます。
コロナ禍、住まいの役割も大きく変化したと思いますしその快適性の重要性も注目されていますがキーワードになるのはやはり整理収納だと確信しています。