いろんな鞄の整理と収納

「鞄の整理収納」と一言で言っても、スーツケース、リュック、カジュアルな鞄、フォーマルな鞄、 ポーチや巾着など様々な形やサイズ、用途が違ういろんな種類の鞄が家の中に存在していませんか。 そんないろんな種類の鞄の収納は、1箇所の収納スペースで収まらないのが現実。 今回は様々な鞄の種類の収納方法の事例をご紹介します。

 

 

 

【手順】

❶まず、家にある鞄を集めて、同じ種類ごとに分けてみましょう。

一般的には下記の8つの種類の鞄が家の中に在るのではないでしょうか。

それぞれの鞄に適した収納方法をまとめてみました。

➀スーツケース      → 直置き収納

②大きな鞄        → 棚に直置き、カゴ収納

③リュック            → 棚に仕切りを設けて収納・引き出し・カゴ収納

④自立する鞄           → 棚に仕切りを設けて収納

⑤自立しない鞄        → 引き出し・カゴ・吊り収納

⑥ポーチ・巾着        → 引き出し・カゴ収納

⑦旅行用インナーバッグ → 引き出し・カゴ収納

⑧エコバッグ         → 引き出し・カゴ・吊り収納

 

❷1点1点状態をチェックして、これから使うモノを選んでいきましょう。

❸手放す鞄は「ゴミに出す」「リユースする」「リサイクルする」など 手放し方も考えておきましょう。

 

 

 

【ポイント】

また、鞄の収納場所は下記の5つのポイントを考えて収納場所を設けましょう。

❶頻度別 → よく使う鞄と時々使う鞄に分けて収納を考える。

❷人別    → 所有者の個室で収納。使う人が無理なく続く収納を考える。

❸用途別 → 仕事・旅行・習い事など使う用途ごと収納を考える。

❹形状別 → 自立する鞄 自立しない鞄など 鞄の形状に合わせて収納を考える。

❺季節別 → 春夏 秋冬 鞄の収納スペースが限られている時は鞄の衣替えをしましょう。

 

 

【アドバイス】

最後によくご相談のある「椅子や床に置かれる、鞄のチョイ置き問題」を

解決する為には、動線のいい場所にカゴに入れる、フックに掛けるなど

簡単に出来る鞄の一時置き場を設ける。

もしくは、「今日はリセットする日」を作り、鞄の収納場所に戻すことが必要です。

 

 

 

プロフィール情報

尾山 敬子

 

【これからの大人の暮らしを楽しむ整理収納 】

整理収納サロン in my rhythm  https://www.my-rhythm.net/

2005年に整理収納の仕事に出会い、2007年整理収納サービスの仕事を中心に独立開業。 16年間に約4000回の現場で多くのお客様を笑顔にしてきました。 日々のリアルな暮らしをきちんと見据えた、1軒1軒の暮らしに合ったモノの持ち方、 適正な収納方法、収納のしくみ作りを豊富な現場経験・整理収納のスキル・ オリジナルの「自分の暮らしに合ったモノとのつき合い方メソッド」で理想の暮らしに導きます。