かさばるアルバムを10分の1に!コンパクトにする方法はこれ!
■どうする!?大型アルバム、プリント写真
わが家がデジカメを購入したのは1997年。
それまで、プリントした写真は、
シート型のアルバムに整理していました。
いずれも大切なアルバムですが、残念ながら
●重い
●数が多い
●場所を取る
●見返さない
と、いまとなってはハードルだらけ。
これから先、アルバムを見返す
体力も気力もなくなったら
この写真はどうするんだろう。
子どもに丸投げ?それでいいの?
・・ということで、
重くて場所を取るアルバムの再編集、コンパクト化の方法について
ご紹介します。
【手順】
■こうすればスムーズ!写真整理の流れ
写真のコンパクト化は、流れで進めていきます。
①棚卸し
②写真をはがす
③データ化 ※してもしなくても
④写真の分別、好きな写真だけを残す
⑤空のアルバム処分
⑥ポケットアルバムに再編集
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①棚卸し
写真を本棚から出し、時系列に並べます。
人別、イベント別など、自分で分かりやすく分けたうえで
それぞれ時系列に並べておきます。
②データ化
棚卸のあと、写真をデータ化したい人は
●スキャナを使って自分でデータ化
●業者に依頼
などの方法で、データにして残します。
データは不要、アルバムだけコンパクトに!という方は
次の③に進みます。
③写真をはがす
シート式やポケットアルバムの場合、再編集のため
すべての写真をいったんアルバムから取り出します。
なかなかはがせない写真は
●使い終わったクオカード
●プラスチックのメンバーズカード
●ジラコヘラ(ネットショップで200円程度)
などのグッズを使うと比較的きれいにはがせます。
はがしたバラ写真は、
●イベントごとに
●日付、イベントを書いた付箋で目印をつけ
●ジップロックで仕分けします
アルバムからはがすことで、全体のボリュームがおどろくほど少量に。
④写真の分別
写真をはがしたあとは、残すもの、処分するものに仕分けします。
仕分けのコツは
●ぶれているもの
●目を閉じているもの
●似たような写真
●気に入らないモノ
をとりのぞきます。
どのぐらい残したいかわからないときは、
残したい枚数÷すべての年数
で、逆算しておおむね1年あたり残す枚数を決めてもよいと思います。
25年分を500枚程度に減らす場合、
1年分を20枚ぐらい、1ケ月2枚程度、と目安を逆算します。
写真の多い年、少ない年もあるので調整します。
⑥ポケットアルバムに再編集
仕分けした写真は、時系列に並べて
新しいポケットアルバムに再編集します。
ポケットアルバムは、
写真を差し込ん最終的な重さを考えても、
240枚ぐらい入るタイプがベストだと思います。
写真で使っているアルバムは↓こちら
■セキセイフォトアルバム
仕様:L判サイズ見開き12ポケット
収納枚数:240枚
サイズ;縦304×横303×背巾20mm
重さ:549 g
表紙:ポリプロピレン
価格:1000円前後
軽くて見返しやすく、お好きな表紙の色を選べるのもメリット。
アルバムにはる写真の選び方として、
見開き12枚で見た時に
●バラエティに富んでいる
●見て楽しい
●ストーリーがある
のように選んで並べると、見返した時にいっそう楽しみが増します。
ということで、私の場合、
Before どっさり!重い!(27キロ)
↓↓
After スッキリ! 2キロ強
のようにコンパクトになりました。
重さも1/10に!
データ化はちょっと大変・・と思われる方は、
データ化をせず、プリントのまま数を減らして
再編集しても、かなりスッキリまとまります。
【アドバイス】
■まとめ。アルバム整理を終えて。
重たいアルバムや、
処分の判断が難しい思い出の写真は、
体力も気力もあるうちに
自分自身で少しづつ見返しやすい形に
作り替えていけるといいですね。
かさばるから捨てるのではなく、
大切なモノだからこそ、「手入れする」
という考え方で再編集してみてはいかがでしょうか。
アルバムを作り変えても、
思い出の大切さが損なわれるわけではありません。
プロフィール情報
網野千代美(あみのちよみ)
整理収納アドバイザー2級認定講師 クリンネスト2級講師 ハウスキーピングコーディネーター上級講師 整理収納アカデミアマスター 写真整理初級アドバイザー認定講師 整理収納、クリンネスト認定講座開催のほか、 前職(デジタル・IT系)の知見を生かして、写真整理アドバイザーとして活動。 思い出の写真やお子様の作品など、データ化による整理を提案。 特に、50代以上のお客様の、ライフデザインをテーマにしています。