2022年以降は要注意!高校生の「教科書収納」が激変。

プロ家庭教師として活動もしている中島亜季(なかじまあき)です。 ご存じでしょうか? 2022年(来年)、高校生は学習指導要領改訂移行期間を終え、新学習指導要領がスタートします。 これからの社会で必要となる資質・能力を育成し、 主体的・対話的な深い学びの実現に向け、動きはじめるわけですが、科目名も履修内容も変化するタイミングです。 今まではこうだった、私の頃はこうだった、ではなく、 子ども自身や今の学校の「現状」を丁寧に受け止めていく。 たとえば、2025年には国立大入試について、「情報」が大学入学共通テストの必須科目になる見込みです。(2021年の高1までは「社会と情報」か「情報の科学」のいずれかだが、2022年からは「情報Ⅰ」として必履修科目に。) 他にも、英語、数学、国語、社会でも、名称や範囲内容の変更、新科目など様々な変更が予定されています。

 

 

【手順】

「教科書の科目名」以外にも、学校授業での通称も確認しましょう。

 

【ポイント】

【科目分類にこだわらず、物品別分類(教科書、ノート)でもOK】 教科書1冊が複数科目にまたがって使うこともよくあります。AB版サイズのため市販のファイルボックスに入らない資料集(現行の生物・化学など)も存在します。 国語総合(2021年まで)や数学などは、学校によって教科書も名称も異なります。 「1科目でひとつのファイルボックス」方式が通用しなくなるタイミングです。 ラベルは、写真のように置き場所の棚板(モノの置き場所)へ貼るのも有効です。

 

【アドバイス】

①無くさない、②忘れ物をしない、③宿題を忘れない といった 「3つの ナイ」が最優先です。 高校生にもなると、見た目よりも実用性を優先するお子さんも多いため、「もっときれいにしてほしい」という保護者願望はほどほどに、見守ることも必要です。 中学時代の余ったファイルボックスは、プリント収納に使用するか、綺麗に水洗いしたあと、リビングやキッチンなど別エリアで使ったり兄弟姉妹に譲ったりするのがお勧めです。

 

プロフィール情報

中島亜季(なかじまあき)

整理収納アドバイザー1級認定講師
整理収納アカデミア講師
企業内整理収納マネージャー講師
医療接遇ホスピタリティ協会講師 (クリティカルシンキング担当)
株式会社pentas 代表取締役 / 学習空間コンサルタント

学習指導・教育に携わり25年。
塾校長や大手塾講師を経験、中学受験から大学受験までの指導実績を活かし、家庭教師事業を立ち上げている。 整理収納においては、各種資格講座・企業様イベント講演以外にも、スタッフとともに現場作業にも汗を流す。 特に、成績アップを目的とした教育従事者視点の整理収納サービスは新聞メディア取材が絶えない。

本社は奈良。大阪・京都・首都圏をサービスエリアとして展開。

●Webサイト https://www.pentas-5s.jp/
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