フリーアドレスデスクの導入方法
近年はオフィススペースの有効活用や ABW(Activity Based Working)という 場所にとらわれない働き方が増え、 オフィスのワークスタイルが変化しています。 またコロナ禍におけるテレワークの浸透で アナログからデジタルへの移行など ゆとりのスペースを生み出すためには 不必要なモノを取り除くという整理収納の考え方が役立ちます。
【手順】
フリーアドレス化にするメリットは スペースの有効活用と働きやすさの改善 加えて業務プロセスも改善される点です。 まず現在使われている固定席の引き出しに入っている モノと書類を取り出します。 要るものと要らないものに分け 残ったものは全て共有のモノとして運用できるよう ルール化していきます。 文房具など個人持ちのモノは最小限にし ペンケースなどを使って管理します。 書類は全て会社のモノという考えで共有化します。 年度ごとに分けながら置き場所、置き方などをきめます。 この作業の時には、おおよそ50%程度を目安に減らしましょう。 アクティブに活用している文書や私物などのために パーソナルロッカーも一緒に導入します。 ロッカーに取りに行くアクションを減らすために パーソナルバッグも同時に使っていきましょう。
【ポイント】
今まで机の周りに置いていたものは 自分のモノという考えがありますが、 情報も含めて会社のモノとしてみんなで活用する という考えを持つことが重要です。 そのため重複するものは最小限にし共通で使います。 こうすることでモノに占有されていたスペースに余裕が生まれ 働きやすい環境に変えることが出来るのです。
【アドバイス】
オフィス環境や職場環境改善のための具体的な勉強をしたい方は オフィス環境診断士の講座をご受講ください。
https://housekeeping.or.jp/about_license/office-consultant-grade2/
オフィス環境診断士1級認定講座
https://housekeeping.or.jp/about_license/office-consultant-grade1/
オフィスの整理収納については
https://www.ssad.jp をご覧ください。
プロフィール情報
平松 善久
オフィス環境診断士チーフトレーナー
整理収納アカデミア_マーケティング塾担当講師