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interview
◎整理収納アドバイザーの価値を高める◎

お掃除と片づけは、切っても切り離せない。
ポイントは同じ!
「いつやるか、どうやるか」

整理収納にもお掃除にも詳しく、両方の講師資格を持っている澁川真希さんは2人の男の子を育てるワーキングマザー。笑顔を絶やさずパワフルな活動を続ける澁川さんにお掃除講座「クリンネスト資格講座」についてお話しを伺いました。

 

クリンネストの知識は大きな強みに!
●インタビュー●
澁川真希さん Shibukawa Maki

クリンネスト2級認定講師
整理収納コンサルタント COMFORT STYLE代表
親・子の片づけ教育研究所代表理事

 

◎2級講座を受けて思ったのは

お掃除をヤル気にさせる講座

クリンネストを受講したときに思ったのは、お掃除が苦手な人、やりたくない人でも、ヤル気にさせられる内容だなということでした。これならほんとうに実行できそうだなと感じました。

最初に、お掃除の考え方から入っているのがいいのでしょうね。これまでにもお掃除講座はありましたが、専門的すぎたり、テクニックに走りすぎていたり。それに比べて、クリンネストではお掃除を一括りにしないで、それぞれのニーズに合わせたお掃除がありますよと問いかけています。私はどこがきれいだったら満足なのか? 自分のお掃除プランをつくるようにすすめていますから、ムリなく続けられて、日々やることの中にお掃除をうまく組み込んで回せるんですね。

札幌で開かれたクリンネスト2級資格講座

 

◎アドバイザーの立場から見ると

整理収納と切り口は同じ

私は2006年から整理収納アドバイザーの仕事を始めて、長くやっているのでわかるのですが、片づけができない人もいろんな本を読んでいて知識はあるんです。それを実行すればいいのに、それがなかなかできない。なぜできないのか?と考えると、「いつやるか、どうやるか」が全然わかっていないからなんですね。これが整理収納を始める際に大切なところで、実は、お掃除でも同じなんです。

クリンネスト講座では、お掃除に関して「いつやるか、どうやるか」を教えています。だから、やってみようという気になれます。2017年からクリンネスト講座の講師もしていますが、考え方から入ってヤル気になれる仕組みがあるので、講師としてすごく話しやすくて、理解していただきやすい講座だと感じています。

「いつやるか、どうやるか」がポイント!
それは片づけもお掃除も同じ。

 

 

◎クリンネストを学ぶと

お掃除が楽にできるようになる

お掃除は片づけと切っても切り離せないものですが、片づけは得意だけど、お掃除は苦手という方は意外と多いんです。クリンネストの講師をしていると、「講座を聞いてお掃除に対する心のハードルが下がりました」「苦なくできるようになりました」とアドバイザーさんから言われたりします。

片づけもお掃除も暮らしの質を上げたり、ゆとりを生み出すために必要なことですが、特にクリンネストを学んだあとでは、誰もがクリンネストを学んで欲しいと思うようになりました。お掃除というメンテナンスは一度で終わりではなく、欠かさず行っていかなければいけないからこそ、「これを学んでしまえば楽にお掃除できるようになるよ」と伝えたいですね。

暮らしの質を上げるためには、
お掃除というメンテナンスの知識は絶対に持っていたほうがいい。

 

◎お客さま宅の整理収納の作業中に

自信をもってお掃除をアドバイスできる

整理収納でお客さま宅に入るようになると、モノを動かしたときに、空いたスペースの汚れが目立つ場合があります。そのときにどうするか? 整理収納で呼ばれているのでお掃除をしに行っているわけではない、だけど全然手を付けないわけにもいかない。
たとえば、キッチンの引出しに入っていた調味料を全部出したら、引出しの底がギトギトになっていたとします。どうしたらよいか。水拭きだけしてみたけどそれで落ちなかったら、洗剤まで使ってお掃除をしますか? そうなる前に、最初から「いったん水拭きをして簡単に収めておきますが、あとでお客さまのほうで洗剤を使ってお掃除すれば取れますから」とアドバイスできたらスマートですね。クリンネストの講座を受けて汚れの段階を見極められるようになると、自信を持って判断でき、躊躇なくアドバイスできるようになります。

 

 

◎お客さまからお掃除のお悩みを聞かれて

何でもわかっている人として信頼を得られる

アドバイザーって家の中に入っていく仕事なので、いろいろなお悩みを聞きます。「ホコリが溜まりやすいんですけど」と言われたらどうするか? お掃除は動線が重要ですが、それがホコリ対策にもなるんですね。窓の場所を見て掃除機をかけるとか、はじめる始点を決めるとか、掃除機も奥から手前にかけるなどをお伝えすると「知らなかったです!」と驚かれます。人に聞く機会もなくて、ずっと自己流でやってきたところに、クリンネストの知識をお伝えすると、ずいぶん効率よく、しかもきれいにできるものだと思っていただけると思います。

それから、整理収納の片づけもお掃除もどこかで一緒と思われていることもあって、整理収納の仕事で入ってもお掃除の質問が出てくることがあります。「ここ落ちないんだけど」と聞かれて、こびりついた汚れやサビなら、「スチールたわしのようなモノでないと取れないですよ。ただ、あまりやり過ぎるとキズがつくので気をつけてくださいね」とお伝えします。ちゃんと何でもわかっている人だなって思っていただけて、安心感や信頼感につながります。

整理収納アドバイザーとしてクリンネストの知識を持っていると、
やっぱり大きな強みになるのだと思います。

それから、お客さまの家の片付けをしながら、ちょっと汚れているくらいなら、サッとそこをお掃除するのが気負いなくできますね。モノが収まっただけでなく、「何か空気感が違いますね!」とまで言っていただけると嬉しくなります。最終形としての仕上がりがよくなって、上質なサービスと感じていただける。そうなると、整理収納アドバイザーとしての価値を高めることに繋がると思います。

 

◎どれくらい時間がかかるか

片づけと同じくお掃除も見積もれる

片づけでも、お掃除でも、どれくらい時間がかかるのかわからなければ手を付けるのがイヤになりますよね。ここを片づけるのに何分かかるとわかっている人は、すぐに始められます。同じようにお掃除でも、範囲や汚れの程度から何分あればここまで終わるとわかっていると、手を付けられるんです。

アドバイザーは広さとモノの量を照らし合わせて、どれくらいで片づけが済むという片づけの見積もりを出します。その見積もりをお掃除でも出せるということです。クリンネストを学んで、実際に自分の家で実践していくと、お掃除の見積もりが出せるようになり、すぐに取りかかれて、時間内でサッさと済ませることができるようになるんですね。

 

◎スケジュール化できると

家族が手伝うようになる

私のなかには「働く女性を応援したい」という思いがすごくあります。家事代行や整理収納、クリンネストによって暮らし全般をより快適にするお手伝いをしていきたいんですね。その意味ではクリンネストを学ぶと、家族を巻き込んで家事を分担しやすくなるので、働く女性にもおすすめです。

クリンネストの講座では、何曜日にどこをするといったお掃除のスケジュール化をしますが、やることがはっきりしてくると実行しやすいし、家族に頼むこともできるようになる。いつ・どこを・だれがやるといった仕組み作りができます。

クリンネストでお掃除をスケジュール化すると、
家族にアウトソーシングしやすくなる。

 

あとは関わり方ですね。言い方というのかな、コミュニケーションの問題になってきます。子どもに「これ頼むからやってよ」と言うのと、「じゃぁ、これを任命するね」と言うのと、どっちがヤル気になるか。「この役目ができるようになったから、今度はこれを頼むね」「ここができたら、昇格で次はここね」って(笑)。あえて「昇格」と言ったほうが子どもは喜んでやりますね。子どもが自分の仕事として家事の分担を進んでやるようになると、その姿勢はほかのことにも活かされますね。

 

「親・子の片づけ教育研究所」の理事として
片づく仕組みづくりや子どもとの関わり方を教えています

 

自分の手で住居や家庭環境を整えられるのはすごく幸せなことですよね。環境を整える考え方やテクニックを身につければ、もっと自分の家が好きになって、もっともっと自分自身の生き方が好きになれると思います。そうなると自然とその思いを発信できるようになる。自らの居住空間を整えて、自信を持て整理収納アドバイザーやクリンネストとして活躍し、またこれを教える人たちをたくさん育てていきたいですね。

 

クリンネスト資格取得のながれ・活用法

■お家をきれいに保ちたい方■

まず【クリンネスト2級講座】(座学・1日)の受講をおすすめします。
どのように暮らしたいかということに向き合い、お掃除の考え方を知ることで、自分のライフスタイルに合ったお掃除方法を見つけることができます。動線や汚れの見極め、洗剤などのお掃除のさまざまな内容が充実。さらに、やる気が出るコツ、楽に続ける方法、時間のやりくりまで、お掃除が好きな方にも苦手な方にも役立つ内容です。整理収納のあとはクリンネストでお家をきれいにキープしましょう。

受講後は、続けて【クリンネスト1級講座】を受講すると、2級の学びを実践に移すのにピッタリです。お掃除習慣づくりから、実際のお掃除のやり方まで、動画も見ながらしっかり身につけられます。2級講座の後7日以内に1級講座に申込みすると、早得プレゼントもあり!

■整理収納アドバイザーの現場で活かしたい方■

まず【クリンネスト2級講座】(座学・1日)、その後、【クリンネスト1級講座】(通WEB講座・1年間有効・標準受講期間は約3か月)の受講をおすすめします。
それによって、お掃除の理論(2級)と具体的な実践(1級)の両方が身につきます。自信をもって現場で活かすことができるでしょう。整理収納と掃除をセットで提供できるアドバイザーとなると、お客さまからの信頼もより大きくなります。リピートに繋がりやすいメリットもあります。
1級取得後は、お掃除を講師から対面で学べる【実技認定予備講座】(1日)や、オンラインで学べる【実務認定予備講座】で、ブラシュアップをすることもできます(下記、資格取得までの流れを参照)。

■クリンネスト2級認定講師になりたい方■

講師試験に至るまで詳しくは【資格取得までの流れ】を参照ください。講師になりたい方を応援する講師インターン制度もございます。

整理収納アドバイザー2級認定講師の資格をお持ちの方は、講師試験の中の実技試験は免除で、講師資格が得られます。免除分の割引価格で受験ができます。

 

初めての方はクリンネスト2級講座から

 

6時間で資格を取ることができます。

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